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陣痛開始
9月23日朝5:50、妻がぼくを起こしました。
なんか陣痛が始まったみたい、生理痛のような、どーんどーんという痛みがあるとのこと。
これが陣痛に間違いない、と本能的に思ったのでしょう。
それから1時間経過したなかで5回くらいの痛みがあり、
出血もあったということなので、陣痛確定となりました。
陣痛というのは痛くなると体が石化するかのように、そこから全く動けなくなるようです。
実際、妻も痛み出したらその場で石像のように硬直し、
「さわらないで」と険しい表情をしていました。
それからは、まずごはんを炊いておにぎりをつくり、
次に、二人ともシャワーを浴びました。
その後、タクシーはいつ呼ぶかとか、入院グッズはどこに置いてあるかとか、
親にはいつ連絡すべきかとか、など確認をしました。
ちなみに、おにぎりは陣痛に耐えているときにおなかがすいたら食べるために作りました。
ごはんだと最後の分娩で力を出せる、と助産師さんは言っていました。
11時にはかなり辛そうだったので、急いでタクシーを呼びました。
サービスがいいと評判のタクシーを呼び出すと
なんとマンションの部屋まで荷物を取りに来てくれました!
これには驚きました。
また、タクシーを呼び出すときに本来は「出産です」といったことを
言わなくてはいけないそうですが、それを言い忘れてしまい、
乗車拒否されるのでは、とドキドキしてしまいましたが、
そんなことはなく、タクシーの運転手さんは少し焦り気味で
病院まで送ってくれました。どうもありがとうございました!m(_ _)m
陣痛 通常、病院へ行くときは連絡をする必要があったのですが、 前回電話したときに「痛さがもっと強くなってから」と言われたそうです。 「もっと強い」という表現は、痛みの感じ方が人によって違うからよくわからないけど まだ早いからもう少し様子を見て、とのことだったので、 痛みが強くなってから病院に向かいました。 病院について説明をすると、こちらが連絡をしなかったためかちょっとムッとされました。 11:30に診察を受けると、すでに子宮口が8cm開いているとのこと。 「よくここまでがんばりましたねえ!」と助産師さんが驚いています。 電話ではまだ様子見、と言っていたはずなんですが。。。 すぐに陣痛室に入り、妻がカーテンの中にあるベッドの横たわりました。けっこう辛そう。 助産婦さんが「診察しますので」というと、 ぼくはカーテンの外に出て合図があるまで待機します。 次にカーテンの中に入ると、 「モニタ」と呼ばれている測定器のプローブがお腹に当てられており、 定期的に「シュッシュッシュッシュッ」という音がなっていました。 この音は胎児の心拍音で、測定器の表示は140前後になっています。 あかちゃんの心拍数は1分間に140回くらいだそうです。速いですよね。 もうひとつの表示は、お腹の張り具合だそうです。 この数値が高くなると陣痛がやってくるような気がしました。 出産 (2003/12/07) 妻は「痛い」という言葉は出しませんでした。 陣痛の波がやってくると同時にひたすらいきみます。 いきむというのはお通じのときに力を入れるようなものらしいです。 妻が分娩台にどうにかして登り切って横たわると 陣痛室にあったのと同じ「モニタ」のプローブがおなかに接続される。 心拍音がシュッシュッシュッシュッと定期的に鳴り続けます。 その音をバックグラウンドにして、 助産婦さんがどうやってお産を進めていくか説明してくれます。 「陣痛の波が来たらいきんでください。 いきむときはおへそを見ながらなるべく長く力を入れてくださいね。 休むときは、赤ちゃんに酸素を送るために鼻から息を吸って深呼吸してください。」 分娩室では、ぼくは 近くの棚にペットボトルのミネラルウォーターを置いておき、 手にはハンドタオルを持って、 妻の頭のほうに立っていました。 いきむと汗をかいたりのどが渇いたりするので、 汗を拭いたり水を飲ませたりしました。 あとは「あともうひといきだ、がんばれ!」と応援をするのみ。 手を握って励ます、というシーンを想像していましたが、 実際には、妻の手は分娩台の取っ手を握りしめているので、 そんなことはできませんでした。 肩とかに触ると、「触らないで!」と必死の形相です。 陣痛の波がきて、それとともにいきんで、 というのは、外から見るだけだと連続で腹筋運動をするようなものだと思いました。 ふつうの腹筋に加え、上体を持ち上げたところでさらに力を入れる というかなりハードな腹筋です。 これを何回繰り返したんでしょうか。 50回は繰り返したと思います。 ときには死ぬんじゃないかと思ったくらいです。 あとから助産師さんに言われましたが、ぼくの妻はかなり冷静だったとか。 「いきむときはおへそを見て、足を広げて」 「休むときは鼻から息を吸って深呼吸」 といった助産婦さんの助言を忠実に守ってがんばっていました。 そして、この世に生まれ出てきました、ぼくたちの子どもが。 前へ | 次へ 育児日記「ケントノート」へ戻る トップページへ戻る |
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